とっさの日本語便利帳 「耳ざわり」の解説 耳ざわり 本来は不快な音やことばなどに対して用いられる形容動詞である。「肌ざわり」や「手ざわり」と混乱して「耳ざわりが良い」などと使われるが、慣用的には誤用である。「肌ざわり」や「手ざわり」は「触り」で、「耳ざわり」「目ざわり」は「障り」。前者には良い・悪いという価値判断が入らないが、後者は不快な良くないものという意味が入る。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by