聖エティエンヌ修道院聖堂(読み)せいエティエンヌしゅうどういんせいどう[カン](その他表記)Saint-Étienne, Caen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

聖エティエンヌ修道院聖堂[カン]
せいエティエンヌしゅうどういんせいどう[カン]
Saint-Étienne, Caen

フランス北西部,ノルマンディー地方のカンにあるベネディクト会の男子修道院聖堂。1066年にウィリアム1世の命によって起工され,1077年にロマネスク建築を一応達成させたが,13世紀初頭まで改築が進められ,ゴシック建築の様相を呈してきた。そのため典型的なノルマン・ロマネスク様式と最初のノルマン・ゴシック様式を代表する建築となった。半円アーチをもつ 3層の西正面は四つの太い支持壁によって支えられ,その上に左右両側に 3層からなる大きなロマネスク様式の方形塔が建てられ,またその上にゴシックの八角形尖塔が加設されていて,天空にそびえ立つ直截なフォルムを形成している。

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