聖ヤコブ大聖堂(読み)セイヤコブダイセイドウ

デジタル大辞泉 「聖ヤコブ大聖堂」の意味・読み・例文・類語

せいヤコブ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【聖ヤコブ大聖堂】

Katedrala sv. Jakova》クロアチア南部、クルカ川河口の町シベニクにある大聖堂。15世紀に着工され、ほぼ1世紀の歳月をかけて完成。ベネチア共和国の支配下にあったため、建造はジョルジョ=オルシーニをはじめとするイタリア人建築家の手によってなされた。ゴシック式身廊部や初期ルネサンス様式のドームなど、さまざまな建築様式が取り入れられている。2000年に「シベニクの聖ヤコブ大聖堂」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
St. James Cathedralパレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街、アルメニア人地区にあるアルメニア正教会の大聖堂。イエス=キリスト十二使徒の一人であるゼベダイの子ヤコブが殉教した場所に建ち、イエスの弟で新約聖書の「ヤコブの手紙」を記したヤコブも祭る。11世紀の建造。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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