聖人は物に凝滞せず(読み)セイジンハモノニギョウタイセズ

デジタル大辞泉 「聖人は物に凝滞せず」の意味・読み・例文・類語

聖人せいじんもの凝滞ぎょうたいせず

《「楚辞漁父から》聖人時勢を知って自然に身を処し、物にこだわらない。

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精選版 日本国語大辞典 「聖人は物に凝滞せず」の意味・読み・例文・類語

せいじん【聖人】 は 物(もの)に凝滞(ぎょうたい)せず

  1. 聖人は時の流れに従って自然に身を処し、物にこだわらないから、いたずらにわが身を苦しめることがない。聖人は心なし。
    1. [初出の実例]「夫(それ)聖人(セイジン)は物(モノ)凝滞(ギャウタイ)せず。今狂訓亭の主人は物に仰天せず」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)三)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐漁父辞〕

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