聖胎(読み)しょうたい

精選版 日本国語大辞典 「聖胎」の意味・読み・例文・類語

しょう‐たいシャウ‥【聖胎】

  1. 〘 名詞 〙 仏語菩薩の修行階位のうち、十地以前の、十住、十行、十廻向の三賢の位をいう。
    1. [初出の実例]「ともにこの四念住を聖胎とせり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法)
    2. [その他の文献]〔仁王護国般若波羅蜜多経疏‐中・一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android