聖谷城跡(読み)ひじりだにじようあと

日本歴史地名大系 「聖谷城跡」の解説

聖谷城跡
ひじりだにじようあと

[現在地名]小浜市野代

多田ただヶ岳より北へ延びる稜線のやや突出した聖谷山(三九九メートル)山頂にある。「若狭郡県志」は「伝言山県氏之所居也、未実名」と記す。当城は山頂平坦地を利用してつくられ、径五〇メートル内外の円形を主郭とし、南に若干の付属郭をもつ小規模なもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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