破却(読み)ハキャク

デジタル大辞泉 「破却」の意味・読み・例文・類語

は‐きゃく【破却】

[名](スル)原形をとどめないように、すっかりこわすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「破却」の意味・読み・例文・類語

は‐きゃく【破却】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こわすこと。すっかりこわして、原形をとどめないようにすること。破壊
    1. [初出の実例]「月初破却菊纔残、漁夫樵夫抑意難」(出典菅家文草(900頃)六・対残菊待寒月)
    2. 「一院を破却(ハキャク)せよとて」(出典:太平記(14C後)一八)
  3. 打ち破って追いしりぞけること。
    1. [初出の実例]「仏祖の流と申候はば、〈略〉其破却かぎりあるまじく候」(出典:集義和書(1676頃)三)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐羅芸伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む