聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(読み)きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ

ことわざを知る辞典 の解説

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

知らないことをたずねるのは、その場は恥ずかしい気がするが、聞かずに知らないままに過ごせば、生涯恥ずかしい思いをしなければならない。知らないことは積極的に尋ねるがよい。

[使用例] 今道庵が、聞くは末代の恥、聞かぬは一時の恥と言ったのは、たしかに比較てんとうしている。正しくは、聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥――と言わねばならない[中里介山大菩薩峠|1913~41]

[解説] 古くは、「聞くは」ではなく、「問うは」の形が一般的でした。異形が多く、「一時」は「当座」「一旦」、「一生」は「末代」「万台」「いち」などともいいます。

英語〕Better to ask the way than go astray.(道に迷うより道を聞くがよい)

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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