聞こえ渡す(読み)きこえわたす

精選版 日本国語大辞典 「聞こえ渡す」の意味・読み・例文・類語

きこえ‐わた・す【聞渡】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. ( 「きこえ」が、言うの意の謙譲語の場合 ) お頼みして、権限責任などをそちらへお移し申しあげる。お願いして移管する。
    1. [初出の実例]「よろづの事、皆西の対にきこえわたし給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨)
  3. ( 「きこえ」が、聞こえるの意の場合。「渡す」は、ある動作をあまねく行きわたらせるの意 ) あたり一面に聞こえるようにする。
    1. [初出の実例]「山おろし心すごく、松のひびき木深(こぶか)くきこえわたされなどして」(出典源氏物語(1001‐14頃)夕霧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む