聴覚センサ(読み)ちょうかくセンサ(その他表記)hearing sensor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聴覚センサ」の意味・わかりやすい解説

聴覚センサ
ちょうかくセンサ
hearing sensor

オペレータが音声を使って指令を発し,ロボットがこれを解釈して自分の行動を決定する。このとき,人間とロボットが対話するために必要なのが聴覚センサである。聴覚センサの素子としては,マイクロホンが主である。電気信号に変換された音声信号を,周波数分析することによって特徴を明らかにし,認識を可能にしている。音声認識は,あらかじめ登録しておいた単語音声の分析結果と,入力音声の分析結果を自動的に比較し,誤差の最も小さい単語を認識結果として出力する。特定話者の場合には,数百の単語を登録しておき,認識することができるようになっており,そのための ICチップも市販されている。一方,不特定の話者で,単語の制限のない場合の認識と,一連の文章理解については,研究途上である。

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