職過ぎる(読み)しょくすぎる

精選版 日本国語大辞典 「職過ぎる」の意味・読み・例文・類語

しょく‐す・ぎる【職過・食過】

  1. 〘 自動詞 ガ上一 〙
    [ 文語形 ]しょくす・ぐ 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙 職、地位待遇身分以上である。身分不相応である。ぜいたくである。
    1. [初出の実例]「夜たかでもしょく過やすとむこいはれ」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)二)
    2. 「汝が如き戯作者を、先生とは職過(ショクスギ)たり」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android