肘掛(読み)ヒジカケ

デジタル大辞泉 「肘掛」の意味・読み・例文・類語

ひじ‐かけ〔ひぢ‐〕【肘掛(け)】

椅子などの、肘をもたせ掛ける所。
脇息きょうそくのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「肘掛」の意味・読み・例文・類語

ひじ‐かけひぢ‥【肘掛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 肘を曲げてもたせかけること。
  3. 椅子などについた、肘をかける部分。肘台。
    1. [初出の実例]「堅く作れる臂掛に」(出典:新体詩抄(1882)ブルウムフールド氏兵士帰郷の詩〈外山正一訳〉)
  4. 肘をもたせかけるための道具脇息(きょうそく)
  5. 居合い抜きの一つ
    1. [初出の実例]「『横に払ふが車切り、肱懸(ヒヂカケ)、ひら首、向ふ袈裟、イヤハア』ト居合を抜く事よろしくあって納まる」(出典:歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立)

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