肝を消す(読み)キモヲケス

精選版 日本国語大辞典 「肝を消す」の意味・読み・例文・類語

きも【肝】 を 消(け)

  1. きも(肝)を潰(つぶ)す
    1. [初出の実例]「ソノトキ Xantho コノコトヲ キイテ qimouo(キモヲ) qexi(ケシ)」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
  2. 心配する。心痛する。
    1. [初出の実例]「風のふく日は、けふもや舟にのり給ふらんと肝を消し」(出典:平家物語(13C前)一〇)
  3. 心を尽くす。苦心する。心を砕く。
    1. [初出の実例]「いとど心を摧(くだ)き魂(キモ)を消(ケシ)ける処に」(出典:太平記(14C後)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む