肩休(読み)かたやすめ

精選版 日本国語大辞典 「肩休」の意味・読み・例文・類語

かた‐やすめ【肩休】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物をかつぐときに肩と荷物の間にはさむ蒲団のようなもの。肩当て。
    1. [初出の実例]「若輦を担(も)たむに、肩痛くば、枕薦(カタヤスメ)を安くこと聴す」(出典:小川本願経四分律平安初期点(810頃))
  3. 旅人仕事をしている人が途中で少し休息すること。
    1. [初出の実例]「勘当受けて今の身は、往来の旅人の肩休め、その日暮しの旅小揚げ」(出典:歌舞伎・G本合法衢(1810)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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