背越膾(読み)せごしなます

精選版 日本国語大辞典 「背越膾」の意味・読み・例文・類語

せごし‐なます【背越膾】

  1. 〘 名詞 〙 小魚背越しにして作った膾。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「木津川の小鮎は瀬こしなます哉〈南枝〉」(出典:俳諧・鸚鵡集(1658)三)
    2. 「汝が嫡子も名に高き花の露ちる山吹の、せごしなますにしてくれん」(出典:浄瑠璃・加増曾我(1706頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む