胚殻(読み)はいかく

最新 地学事典 「胚殻」の解説

はいかく
胚殻

protoconch

巻貝・二枚貝・頭足類・単板類・ロストロコンク類において,幼生時または幼若時に形成される殻。胎殻,原殻とも。殻頂部に認められ,一般には単純で平滑。その後に形成される終殻(teleoconch)と著しく外観装飾が異なり,分類上重視される。幼生生態の解析にも用いられる。成貝では摩耗や破損,溶解により消失することが多いが,内包型の頭足類や巻貝では完全に保存され,化石産出例も多い。なお二枚貝の場合は原双殻(prodissoconch)と呼ぶことが普通。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 清一 魚住

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む