胚殻(読み)はいかく

最新 地学事典 「胚殻」の解説

はいかく
胚殻

protoconch

巻貝・二枚貝・頭足類・単板類・ロストロコンク類において,幼生時または幼若時に形成される殻。胎殻,原殻とも。殻頂部に認められ,一般には単純で平滑。その後に形成される終殻(teleoconch)と著しく外観・装飾が異なり,分類上重視される。幼生生態の解析にも用いられる。成貝では摩耗や破損,溶解により消失することが多いが,内包型の頭足類や巻貝では完全に保存され,化石産出例も多い。なお二枚貝の場合は原双殻(prodissoconch)と呼ぶことが普通。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 清一 魚住

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む