胞状卵胞(読み)ほうじょうらんぽう(その他表記)vesicular ovarian follicle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胞状卵胞」の意味・わかりやすい解説

胞状卵胞
ほうじょうらんぽう
vesicular ovarian follicle

グラーフ卵胞ともいう。成熟した卵胞のことで,その内腔が大きく広がり,直径約 10~15mmに達する。内腔を満たす卵胞液は女性ホルモンを含み,第2次性徴発現を促す。胞状卵胞の内圧が一定度に達すると,卵巣表面に面する壁が破裂して,卵細胞は卵胞液とともに卵巣の外に放出される。これを排卵という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「胞状卵胞」の意味・わかりやすい解説

胞状卵胞【ほうじょうらんぽう】

グラーフ卵胞ともいう。卵巣の卵胞うち最も発達の進んだ大きなもので,径10〜15mmに達する。卵胞液を満たした卵胞腔をもち,成熟した卵はこの卵胞の一側にある卵丘という高まりの中にある。卵胞液の増加に伴って破れて排卵を起こす。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む