胡桃本(読み)くるみもと

日本歴史地名大系 「胡桃本」の解説

胡桃本
くるみもと

愛知郡内に所在した奈良元興(がんごう)寺領愛智(えち)庄の田地の名称。貞観元年(八五九)一二月二五日の依智庄検田帳(百巻本東大寺文書)には、依智(えち)郡八条九里の一二坪・一八坪にあった「胡桃本田」とよばれる庄田が、従来中田とされていたところ、元興寺の寺使延保が、これを経営する田刀(田堵)の前伊勢宰依知秦公安雄と地品について争った結果、延保の主張が通って、上田へ地品を変更し、差額の地子を納入させたことがみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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