胡麻幹(読み)ゴマガラ

デジタル大辞泉 「胡麻幹」の意味・読み・例文・類語

ごま‐がら【×胡麻幹】

ゴマ種子をとったあとの蒴果さくかのからのついたままの茎。

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精選版 日本国語大辞典 「胡麻幹」の意味・読み・例文・類語

ごま‐がら【胡麻幹・胡麻殻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ゴマの種子を取り去って、茎に蒴果(さっか)のついているもの。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「そなた待つとてごまがらたいた、菊の下葉もドッコイ、折りそへて」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)千畳敷)
  3. ごまがらじま(胡麻幹縞)」の略。
    1. [初出の実例]「着つけは京おくの胡麻(ゴま)がら」(出典:洒落本・十界和尚話(1798)二)
  4. ごまがらじゃくり(胡麻殻決)」の略。

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