胸晴(読み)むねばらし

精選版 日本国語大辞典 「胸晴」の意味・読み・例文・類語

むね‐ばらし【胸晴】

〘名〙
胸中に積もった思いをはらすこと。鬱憤(うっぷん)をはらすこと。
葉隠(1716頃)一「人に恥をかかせ、悪口すると同事也。我胸はらしに云迄也」
② 胸に積もった思い。うらみごと。
洒落本辰巳婦言(1798)四つ明の部「モウモウモウ是をいやァ胸ぱらしが沢山ある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android