能登杜氏

共同通信ニュース用語解説 「能登杜氏」の解説

能登杜氏

能登杜氏とうじ 石川県能登地方出身の酒造りの統率者。岩手県南部、新潟県の越後、兵庫県の但馬と並ぶ日本四大杜氏の一つとされ、造る酒の味は「濃厚で華やか」と評される。江戸時代後期には酒造集団を形成し、雪に閉ざされる冬場の出稼ぎとして、北陸東海近畿の各地方の蔵元へ赴いた。杜氏の他に酒造りをする人々は「蔵人」と呼ばれる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

関連語 ウジ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android