脇槍(読み)わきやり

精選版 日本国語大辞典 「脇槍」の意味・読み・例文・類語

わき‐やり【脇槍】

〘名〙
横合から槍の隊が攻撃を加えること。
信長記(1622)一上「わき鑓になって、少もためらはず懸入撞立ける」
側面から援護すること。
※玉塵抄(1563)一七「晉の第一番の君高宗をたすけてわきやりをして」
武勇において二番目の人。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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デジタル大辞泉 「脇槍」の意味・読み・例文・類語

わき‐やり【脇×槍】

横合いから槍で突きかかること。よこやり。

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