脇詰め(読み)ワキツメ

デジタル大辞泉 「脇詰め」の意味・読み・例文・類語

わき‐つめ【脇詰め】

着物八つ口を縫ってふさぐこと。また、その衣服近世成人に達した証とされた。わきふさぎ。

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精選版 日本国語大辞典 「脇詰め」の意味・読み・例文・類語

わき‐づめ【脇詰・腋詰】

  1. 〘 名詞 〙 衣服の八つ口を縫いふさぐこと。また、その衣服。近世、成人に達した女性や結婚した女性の着る衣服とされた。また、それを着る年ごろの女性をもいう。わきふさぎ。つめそで。
    1. [初出の実例]「ふり袖よりわきつめ。おんなまふでの引もきらず」(出典:浮世草子・浅草拾遺物語(1686)二)

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