脚の気(読み)アシノケ

デジタル大辞泉 「脚の気」の意味・読み・例文・類語

あし‐の‐け【脚の気】

脚部病気。特に脚気かっけをいう。
「―ののぼりたる心地す」〈夕霧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脚の気」の意味・読み・例文・類語

あし【脚】 の 気(け)

  1. ( 「気」は病気の意 ) 脚の病気。一般に脚の病気をいったもので、今日の脚気(かっけ)に限らないという。脚病(かくびょう)あしけ。あしのやまい。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「あしのけののぼりたる心地す」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android