脛押(読み)すねおし

精選版 日本国語大辞典 「脛押」の意味・読み・例文・類語

すね‐おし【脛押】

  1. 〘 名詞 〙 遊戯一種ふたりが向きあってすわり、片方の脛と脛とを交差させからみ合わせて、互いに押し合って勝負するもの。
    1. [初出の実例]「すねをし、うでをしする、みなをしつけて、いたひと云てにげてくる」(出典:虎明本狂言・首引(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android