脳症(読み)ノウショウ

デジタル大辞泉 「脳症」の意味・読み・例文・類語

のう‐しょう〔ナウシヤウ〕【脳症】

高熱または重病のために脳に障害を起こした状態

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「脳症」の意味・読み・例文・類語

のう‐しょうナウシャウ【脳症】

  1. 〘 名詞 〙 高熱や呼吸障害、代謝障害などの全身性疾患が原因で、意識障害痙攣を起こす病状
    1. [初出の実例]「脳症を起して譫(うわごと)を言いつづけた臨終近い母親の顔が」(出典:秋のめざめ(1957‐58)〈円地文子〉みだれて今朝は)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android