腎皮下損傷(読み)じんひかそんしょう(その他表記)rupture of the kidney

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腎皮下損傷」の意味・わかりやすい解説

腎皮下損傷
じんひかそんしょう
rupture of the kidney

腎臓外傷一つで,非開放的な損傷をいう。腎臓は肋骨によって保護されているので直接の外力は及びにくいが,もし及べば比較的もろい臓器である。さらに,腎臓には全血流量の5分の1という多量の血液が流れているので,血管が破れると重大な事態が起る。受傷直後にはショック状態に陥ることが多い。腎動脈の損傷による内出血では,急速に状態が悪化する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む