腕取(読み)うでどり

精選版 日本国語大辞典 「腕取」の意味・読み・例文・類語

うで‐どり【腕取】

〘名〙
① 互いに腕力で争うこと。また、その競技
義経記(室町中か)三「児(ちご)、法師原(ばら)を語らひて、〈略〉うでどり、腕押(うでおし)相撲(すまふ)などぞ好みける」
② 腕ずくで物を奪ったり、人を服従させたりすること。
史記抄(1477)一二六国━うてどりで道と云事わないぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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