腕押(読み)うでおし

精選版 日本国語大辞典 「腕押」の意味・読み・例文・類語

うで‐おし【腕押】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 腕で押し合う力だめし。また、二人が腕を立てて、肘を下につけ、掌を握りあい、互いに相手の腕を押し倒そうとする遊戯。うでずもう。うで倒し。「暖簾(のれん)に腕押し」
    1. 腕押し<b>①</b>〈西鶴諸国はなし〉
      腕押し西鶴諸国はなし
    2. [初出の実例]「目比。頸引。膝挟。指引。腕推」(出典:異制庭訓往来(14C中))
    3. 「腕取、うでおし、相撲などぞ好みける」(出典:義経記(室町中か)三)
  3. 力ずくで物事を行なったり、強制したりすること。
    1. [初出の実例]「貞女が心が、礼を以来れかし。うてをしに取れ事はいやぢゃと思ふたぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む