膂宍の空国(読み)ソシシノムナクニ

デジタル大辞泉 「膂宍の空国」の意味・読み・例文・類語

そしし‐の‐むなくに【××宍の空国】

背中には肉は少ないところから》肥沃でない土地
「―を頓丘ひたをから国覓くにま行去とほり」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「膂宍の空国」の意味・読み・例文・類語

そしし【膂宍】 の 空国(むなくに)

(「そじしのむなくに」とも。背には肉が少ないところから、物事の豊かでない意にたとえる) 豊沃でない土地。やせた土地。不毛の地。
書紀(720)神代下(鴨脚本訓)「膂完之空国(ソシシノムナクニ)頓丘(ひたを)から国覔(くにま)き行去(とほり)て」

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