豊沃(読み)ホウヨク

精選版 日本国語大辞典 「豊沃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐よく【豊沃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 土地がよく肥えていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「必竟地力豊沃、肥料を要すること急切ならざるに坐すべしと雖も」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉土地生産力の保護〈大内健〉)
    2. [その他の文献]〔南史‐梁簡文帝諸子伝・南郡王大連〕

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普及版 字通 「豊沃」の読み・字形・画数・意味

【豊沃】ほうよく

土地が肥沃であること。宋・陸游入蜀記、三〕頂に~謝り。四山を下するに、蛟放して、爭うて川谷に赴くが如く、(はなは)だ吾が山にす。但だ山の巓(いただき)は、豐沃夷曠(いくわう)にして、陸に異なる無し。

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