膝の半月板、靱帯などの損傷(読み)ひざのはんげつばんじんたいなどのそんしょうしつないしょう(その他表記)Injury of Knee Joint

家庭医学館 の解説

ひざのはんげつばんじんたいなどのそんしょうしつないしょう【膝の半月板、靱帯などの損傷(膝内障) Injury of Knee Joint】

◎膝は損傷を受けやすい
 膝の関節は、不安定な構造をしています。
 関節外は、内側外側の側副靱帯(そくふくじんたい)、関節内は、前後の十字靱帯(じゅうじじんたい)で支えられています。関節を構成する大腿骨(だいたいこつ)と下腿(かたい)の2本の骨の間には、その外側と内側に、半月板と呼ばれる軟骨(なんこつ)でできた薄い膜(まく)があり、関節面のひだとともに関節運動を助けています(図「膝の半月板と靱帯」)。
 不安定な関節ですから、強い外力が加わったり、ねんざしたり、関節をむりに屈曲して力を加えたりすると、関節を支える靱帯や関節運動を助けている半月板と関節内にあるひだに、以下に述べるような損傷がおこります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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