膝立村(読み)ひざたてむら

日本歴史地名大系 「膝立村」の解説

膝立村
ひざたてむら

[現在地名]花巻市膝立

円満寺えんまんじ村の北に位置し、江釣子森えづりこもり(三七九メートル)の東麓に耕地が広がる。慶長一五年(一六一〇)当村のうち六三石余が鈴木内匠に宛行われた(「南部利直知行宛行状」鬼柳鈴木文書)。同一七年には北内記に当村二斗余が宛行われている(「南部利直知行宛行状」岩手県史)正保国絵図では高一六七石余。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付には蔵入高三一八石余とあり、七ヵ年平均の免は三ツ三分九厘。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android