膝行三度(読み)シッコウサンド

デジタル大辞泉 「膝行三度」の意味・読み・例文・類語

しっこう‐さんど〔シツカウ‐〕【膝行三度】

膝行作法。左膝・右膝・左膝の順に合計三度で進み出る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「膝行三度」の意味・読み・例文・類語

しっこう‐さんどシッカウ‥【膝行三度】

  1. 〘 名詞 〙 貴人の前に進み出る作法の一つ。まず左膝から進め、次に右膝を進め、さらにまた、左膝を進めて、合計三度に進み出る作法の礼。比較的軽い簡略な礼法。→膝行頓首
    1. [初出の実例]「膝行三度 先左、次右、次左、合三膝也、但最末引寄右膝、斉左膝也」(出典玉葉和歌集‐安元二年(1176)三月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android