膝行頓首(読み)しっこうとんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「膝行頓首」の意味・読み・例文・類語

しっこう‐とんしゅシッカウ‥【膝行頓首】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「頓首」は、もと中国の礼法で、頭を地につけて敬意を表わすこと ) 膝進して頭を深く垂れて敬礼をすること。うやうやしい礼の作法。→膝行三度
    1. [初出の実例]「則ち御前へ召されけり。時直膝行頓首(シッカウトンシュ)して敢て平視せず。遙かの末座に畏って」(出典太平記(14C後)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む