膨らむ(読み)フクラム

デジタル大辞泉 「膨らむ」の意味・読み・例文・類語

ふくら・む【膨らむ/×脹らむ】

[動マ五(四)]
物が、内からの力で丸みをもって大きくなる。ふくれる。「木の芽が―・む」「かばんが―・む」
考えや希望が広がって大きくなる。「計画が―・む」「夢が―・む」
[動マ下二]ふくらめる」の文語形
[用法]ふくらむ・ふくれる――「もちがふくらむ(ふくれる)」「ポケットがふくらむ(ふくれる)」など、内から外に向かって大きくなる意では相通じて用いられる。◇「ふくらむ」はふつう、自然にやんわりと大きくなることをいい、「つぼみがふくらむ」「夢がふくらむ」では「ふくれる」は使わない。◇「ふくれる」には、異常な原因で大きくなるという意があり、この意味では「はれる」と相通ずる。「ねんざして足首がふくれる(はれる)」
[類語]膨れる膨らます膨らす咲く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む