デジタル大辞泉 「咲く」の意味・読み・例文・類語 さ・く【咲く】 [動カ五(四)]1 花のつぼみが開く。開花する。「大輪の花が―・く」「ぼたんが見事に―・く」2 波が砕けて白く見える。「味鎌の潟に―・く波平瀬にも紐解くものかかなしけを置きて」〈万・三五五一〉[可能]さける[下接句]煎いり豆に花が咲く・埋もれ木に花が咲く・喧嘩けんかに花が咲く・言葉に花が咲く・死に花を咲かせる・花が咲く・花を咲かせる・話に花が咲く・花実が咲く・一花咲かせる・穂に穂が咲く[類語]開花・満開・爛漫・花期・花時・早咲き・遅咲き・狂い咲き・返り咲き・二度咲き・四季咲き・室咲き・綻びる・開く・花開く・膨らむ・咲き初める・咲き乱れる・咲きこぼれる・咲き競う・咲き揃う・咲き匂う・咲き誇る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「咲く」の意味・読み・例文・類語 さ・く【咲】 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 花のつぼみがひらく。[初出の実例]「もとごとに 花は左該(サケ)ども 何とかも 愛(うつく)し妹が また左枳(サキ)出来ぬ」(出典:日本書紀(720)大化五年三月・歌謡)「かの白くさけるをなむ、夕顔と申し侍る」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by