臨界メルト量(読み)りんかいメルトりょう

最新 地学事典 「臨界メルト量」の解説

りんかいメルトりょう
臨界メルト量

critical melt fraction

部分溶融物質は,メルトの量が少ないと実質的に固体として振る舞うが,メルトの体積分率がある閾値(20〜50体積%)以上になると,液体としてふるまうようになる。このメルトの体積分率の閾値を臨界メルト量という。部分溶融物質のメルト量が臨界メルト量を超えると,その物質は粘性流体となり,粘性率が大きく低下する。メルト量が少なく,複数の結晶が接触し三次元フレームワークを形成する場合,部分溶融物質の粘性率はフレームワークの変形に対する抵抗に支配され,このフレームワークが応力を伝える間は固体の粘性率を示す。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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