自破砕角礫岩(読み)じはさいかくれきがん(英語表記)autoclastic breccia

岩石学辞典 「自破砕角礫岩」の解説

自破砕角礫岩

スマイス岩石がその場所で破壊したものを示唆している[Smyth : 1891].ダイアジェネシスの間に収縮して再び結合したドロマイトには普通に産出する[Smyth : 1891, Bissell & Chilingar : 1967].断層角礫岩(friction breccia)に用いる[Grout : 1932].

自破砕角礫岩

熔岩の既に固結した部分が破砕されて形成された角礫岩で,岩片は同じ熔岩流の熔岩によって固結される[Eliseev : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android