自衛隊海外派遣の恒久法

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自衛隊海外派遣の恒久法

自衛隊の海外派遣は先の大戦への反省専守防衛の基本方針を踏まえ、従来抑制的に考えられてきた。東西冷戦終結後の1990年代、国際秩序維持への貢献を求められて国連平和維持活動(PKO)に乗り出したのを皮切りに海外展開が拡大。米中枢同時テロを受けたテロ対策特別措置法や、イラク復興支援特措法など、武力行使を伴う他国軍活動への後方支援にも時限立法任務を広げた。政府は有効期間を定めない恒久法制定で迅速な派遣と平素からの想定訓練が可能になると説明している。

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