興復(読み)コウフク

デジタル大辞泉 「興復」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふく【興復】

[名](スル)衰えたものを回復して、再び盛んにすること。再興復興

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「興復」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふく【興復】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「こうぶく」か ) おとろえたものを、もと状態にたてなおすこと。再興すること。復興。
    1. [初出の実例]「今盖簟食瓢飲非性所一レ安、皷篋横経中途而止、永言其弊、情深興復」(出典類聚三代格‐一五・延暦一三年(794)一一月七日)
    2. 「我寺興復(コウフク)せば天下も興福し、吾寺衰微せば天下も衰微すべし」(出典:屋代本平家(13C前)五)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む