興野宮村(読み)おきのみやむら

日本歴史地名大系 「興野宮村」の解説

興野宮村
おきのみやむら

[現在地名]江戸川区興宮町おきのみやちよう本一色ほんいつしき三丁目・東松本ひがしまつもと二丁目・南小岩みなみこいわ五丁目

本一色村の東、上一色かみいつしき村の南に位置し、東は下小岩しもこいわ村、南は松本村。南端を元佐倉道が通る。東端用水東井ひがしい堀が南流する。「風土記稿」には興野宮村と記され、オキノミヤの振仮名があるが、郷帳類には奥宮村・奥之宮村などと記されている。奥と興の字の相似による異同と考えられるが、近代以降は興の字に確定した。田園簿では田一六一石余・畑一七石余、ほかに舟役一艘分永一〇〇文が課せられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android