舞台町(読み)ぶたいちよう

日本歴史地名大系 「舞台町」の解説

舞台町
ぶたいちよう

[現在地名]堺市南半みなみはん西にし二―三丁

南半町の西にあるが、かぎ町の南半部によって断切られ、西側に飛地部分がある。元禄二年(一六八九)堺大絵図によると、当町は他の町と異なって東西方向の道に面した家が大部分で、東側の本町分は二一筆の宅地と七寺院、西側の飛地分は二筆の宅地と一寺からなる。町会所は東側にある。寺院は町の南半部に集中し、東から浄源じようげん寺・浄福じようふく寺・弁順べんじゆん寺・宗沢そうたく院・観月かんげつ院・宗善そうぜん寺、飛地に了心りようしん庵があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android