舞潟村(読み)まいがたむら

日本歴史地名大系 「舞潟村」の解説

舞潟村
まいがたむら

[現在地名]新潟市舞潟

平賀ひらが村の南、信濃川右岸に位置する。永禄年間(一五五八―七〇)の開発と伝える。寛永一六年(一六三九)の横越島絵図(青木正昭氏蔵)に村名がみえる。同年沢海藩領となり、同藩改易後の変遷は平賀村と同様。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳に高七一石七斗余とある。貞享元年(一六八四)検地帳(小村弌氏蔵)では納高八四石五斗余とある。この検地では、本藩の新発田藩近世を通じて一反三六〇歩制を採用したのに対し、一反三〇〇歩制を採る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 縞木綿 日雇

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android