日本歴史地名大系 「舟山村」の解説 舟山村ふなやまむら 栃木県:大田原市舟山村[現在地名]大田原市富池(とみいけ)那須扇状地の扇端部、熊(くま)川左岸、集落は湧泉地近くにある。東は寺方(てらかた)村、北は竹之内(たけのうち)村・吉際(よしぎわ)村、西は戸之内(とのうち)村、南は荒井(あらい)村。天正一八年(一五九〇)大田原氏が豊臣秀吉から安堵された所領のうちに「ふな山の内」二三七石、「ふな山内」四八一石三斗余があり、当村は「ふな山の内」に含まれる(「大田原藩領知覚書」伊藤安雄文書)。この頃の舟山にはのちの当村・寺方村・竹之内村・吉際村などが含まれていたらしい。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by