航海薄明(読み)コウカイハクメイ

デジタル大辞泉 「航海薄明」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐はくめい〔カウカイ‐〕【航海薄明】

薄明うち太陽中心高度地平線または水平線の下6~12度の間にある時間をいう。空と水平線が識別でき、天文航法に必要な星が見える。航用薄明。第二薄明。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の航海薄明の言及

【薄明】より

…地平線下にある太陽の光が上層の大気に散乱されて起こる。照度は気象条件に大きく依存するが,平均的には太陽の俯角の関数であり,太陽の水平面下の角度により市民薄明,航海薄明,天文薄明の別がある(図1)。薄明の継続時間はその地の緯度と太陽の赤緯の関数となり,同一地点では季節によって変化する(図2)。…

※「航海薄明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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