船余(読み)ふなあまり

精選版 日本国語大辞典 「船余」の意味・読み・例文・類語

ふな‐あまり【船余】

  1. 「帰る」にかかる。語義・かかり方未詳。接岸した船が勢いあまって少し岸からあともどりする意からか。一説に、船に乗る人が大勢で、乗りはぐれる意からとする。
    1. [初出の実例]「大君を 島に放(はぶ)らば 布那阿麻理(フナアマリ) い帰(がへ)り来(こ)むぞ」(出典古事記(712)下・歌謡)

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