コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

船元 ふなもと

世界大百科事典 第2版の解説

ふなもと【船元】

船本〉とも書く。江戸時代,網漁,釣漁で網,漁船等を提供した漁業経営者をいう。これに対し雇われて乗り組む漁民を網子釣子船方などと呼んだ。能登半島東岸(石川県)鳳至(ふげし)郡藤波のブリ台網漁の場合,総百姓持の2漁場を上下両網組が隔年交替で操業,各網組ではそれぞれ持高に応じて持株割当てをうけた百姓が,持株にしたがって労力,資力を提供し,収益の配分をうけるしくみであった。しかし百姓の階層分解が進むと,持株は村役人でもあった一部大高持層に集中,その資力で経営されるように変わる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

船元の関連キーワード山本 達雄里木貝塚

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

船元の関連情報