船川中峯村(読み)ふなのかわなかみねむら

日本歴史地名大系 「船川中峯村」の解説

船川中峯村
ふなのかわなかみねむら

[現在地名]大塔村大字中峯

ふなノ川右岸、中井傍示なかいほうじの北の緩斜地に立地。舟の川村中峯方西村家記録(信称寺文書)には「第一代武八 永禄九丙寅年三月十日生、行年六十一才。弐十才に来り、山雑木伐り開き畑にして雑穀を作る。多くは粟稗豆等を作るなり、田地なし、元は西国より来るなり、天正十四年より此人山中を畑に開く、天正十五年中峯村と称し人家三戸造り候なり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android