船舶主要寸法(読み)せんぱくしゅようすんぽう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

船舶主要寸法
せんぱくしゅようすんぽう

船の大きさを表す代表的な寸法。船の主要寸法は長さ、幅、深さをメートルで測って表す。船の寸法は、その用途に応じて種々の測り方と名称がある。たとえば長さには、全長、登録長さ、垂線間長さ、水線長さなどがあって、それぞれどこからどこまでを測るかが細かく定義されている。主要寸法は、長さを垂線間長さで、幅を型幅で、深さを型深さで表す。垂線間長さとは、船首垂線と船尾垂線との間の水平距離である。船首垂線とは、計画満載喫水線と船首材の前面との交点を通る垂直線、船尾垂線とは、計画満載喫水線上の舵頭(だとう)材の中心を通る垂直線である。ただし、舵柱のある船では舵柱の後面と計画満載喫水線の交点を通る垂直線が船尾垂線となる。型幅とは、船体のもっとも幅が広い部分の、相対するフレームの外面間の水平距離である。型深さとは、垂線間長さの中央で、基線から上甲板ビームの船側での上面までの垂直距離である。基線とは、垂線間長さの中央で平板キールの上面を通る水平線であって、船首垂線および船尾垂線とともに、船の設計、建造のための基準となる線である。

[森田知治]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例